世界へ向けて

もともとこの日産ティーダと言う自動車は、まったくの新しいものとして開発されました。
しかし、サニーやパルサーの後継車種としてユーザーからは迎えられることになったのです。発売された当初は、コンパクトカーのアジアにおける戦略車として位置づけられていました。ですがその後、メキシコやアメリカなどでも販売が開始され、徐々に世界に向けたものへと変わっていったのです。ヨーロッパ各国への進出し、ポーランドやスペイン、ハンガリーなどで売りだされています。この辺りには、もともとアルメーラというパルサーやブルーバードの欧州仕様車があったのですが、その生産終了に伴いファミリーカーの枠が空いたのです。そこへ突っ込む形での市場参入となりました。ですので、海外でのティーダは、より後継車種であるとの見方が広まっているのです。

ティーダには、開発陣のこだわりのメカニズムが詰まっています。まず、ルノーと共同開発したBプラットフォームと呼ばれるものを下地に、ホイールベースを伸ばしていることが挙げられます。それから、このクラスの自動車はどんどん大きくなっていく傾向にあります。そうして、3ナンバーに変わってしまったものがたくさんあるのです。その中で、5ナンバーのサイズに収めようと頑張ったところもポイントです。小さなボディを実現しつつも、内装は高級感があふれる上質なものとなりました。日本の道路事情をよく考え、狭い道でも安心して走れるようにこだわったのです。またエンジンは、国内なら2つの排気量が違うラインナップがありますが、海外ではさらにディーゼルも加えられており、しっかり特別がされています。

初代のティーダは2004年から8年間発売されていました。勿論そこで歴史が終わったわけではありません。2012年に、フルモデルチェンジをして2代目となったのです。しかし、これは日本では売りだされていません。上海のモーターショーでお披露目され、その後全世界に先駆けて中国全土で販売が開始されました。我が国はずっと見送りで、未定の状態が続いています。どうしても買いたいという人は、渡航するか個人で輸入するしか方法がありません。そんな現行モデルの特徴としては、ボディのサイズがいくらか大きくなった事が挙げられます。5ドアのハッチバックという点は変わりありません。